はじめに:クレジットカードは「育てる」もの
「一生使えるクレジットカード」を探していませんか?
残念ながら、そんなカードは存在しません。
なぜなら、あなたの生活は変わるから。
学生のときに最適だったカードが、結婚後も最適とは限らない。子どもが生まれたら、また変わる。
この記事では、人生のステージごとに「その時期に最適なカード」を解説します。
第1章:学生時代(18〜22歳)
この時期の特徴
•収入は少ない(バイト代、仕送り)
•支出も少ない
•信用履歴(クレヒス)がない
•時間はある最優先すべきこと:クレヒスを積む
学生時代にカードを作る最大の目的は、信用履歴を作ること。
社会人になってから「カード作ったことない」は、意外と不利。住宅ローンの審査でも「クレヒスがない」と不安視されます。
学生におすすめのカード
第1位:楽天カード
•学生でも審査に通りやすい
•入会キャンペーンでポイントがもらえる
•楽天市場でお得第2位:JCBカード W
•39歳以下限定(学生のうちに作っておくべき)
•Amazon、セブンで高還元
•将来のメインカード候補第3位:エポスカード
•カラオケ、居酒屋の優待
•海外旅行保険が自動付帯
•ゴールドへの招待を狙える学生時代のカード戦略
1.まず1枚作って使う(クレヒス構築)
2.毎月少額でも使う(1,000円でもOK)
3.絶対に延滞しない(1回の延滞で信用に傷)
4.JCBカード Wは必ず作る(39歳を過ぎたら作れない)
第2章:新社会人時代(23〜27歳)
この時期の特徴
•初めての安定収入
•一人暮らし開始で固定費増加
•飲み会、デート、旅行など交際費増加
•貯金を意識し始める最優先すべきこと:固定費のポイント化
新社会人の最大の武器は、固定費をカード払いにすること。
家賃、光熱費、スマホ代、サブスク...毎月確実に発生する出費をポイントに変えましょう。
新社会人におすすめのカード
メインカード:楽天カード or JCBカード W
•固定費の支払いで毎月確実にポイント
•還元率1%で年間数万円分サブカード:三井住友カード(NL)
•コンビニ昼食で7%還元
•外食でも高還元
•社会人の味方新社会人時代のカード戦略
1.固定費は全てカード払い
2.コンビニ・外食用にサブカードを追加
3.クレカ積立を始める(楽天証券 or SBI証券)
4.リボ払いには絶対手を出さない
第3章:キャリア安定期(28〜35歳)
この時期の特徴
•収入アップ
•出費パターンが固まる
•旅行、趣味に投資
•結婚を意識し始める最優先すべきこと:生活スタイルに最適化
この時期は、自分の生活パターンに合わせた最適化がカギ。
「何となく使っているカード」を見直すタイミングです。
キャリア安定期におすすめのカード
旅行好きなら
•ANAカード or JALカード(マイルを貯めて無料旅行)
•エポスゴールド(招待で年会費無料、ラウンジ使える)出張が多いなら
•三井住友カード ゴールド(NL)(年100万円で年会費無料)
•アメックス・グリーン(空港ラウンジ、保険充実)おうち時間派なら
•楽天カード + Amazon特化カード
•動画サブスクのポイント還元を意識この時期のカード戦略
1.年間利用額を計算して最適カードを選ぶ
2.ゴールドカードの損益分岐点を確認
3.旅行派ならマイル戦略を検討
4.不要なカードは解約して整理
第4章:結婚・新婚期(28〜38歳)
この時期の特徴
•世帯収入の変化
•共同生活での出費増
•大きな買い物(家具、家電)
•将来設計を本格的に最優先すべきこと:家計の一元管理
結婚したら、夫婦でカードを揃えるのが効率的。
ポイントを分散させず、1つの経済圏に集中させましょう。
新婚期におすすめのカード構成
パターンA:楽天経済圏
•夫:楽天カード(本会員)
•妻:楽天カード(家族カード)
•楽天市場、楽天証券、楽天モバイルでポイント集約パターンB:三井住友経済圏
•夫:三井住友カード ゴールド(NL)
•妻:三井住友カード(NL)家族カード
•SBI証券でクレカ積立、Vポイント集約新婚期のカード戦略
1.夫婦で「どの経済圏」にするか決める
2.家族カードを活用してポイント集約
3.家計簿アプリとカードを連携
4.住宅ローン前にキャッシング枠を整理
第5章:子育て期(30〜45歳)
この時期の特徴
•教育費が家計を圧迫
•スーパー、ドラッグストアの利用増
•子ども関連の出費(服、おもちゃ、習い事)
•家族旅行の需要最優先すべきこと:日常消費の最適化
子育て中は、スーパーとドラッグストアでの還元率が最重要。
「たかが0.5%」が年間で数万円の差になります。
子育て期におすすめのカード
スーパー最適化
•イオンカードセレクト(イオン5%OFF日あり)
•セブンカード・プラス(イトーヨーカドーで得)ドラッグストア最適化
•楽天カード(楽天ポイント加盟店多い)
•dカード(マツキヨでdポイント)子ども用品
•Amazon Mastercard(おむつ、ベビー用品)
•楽天カード(楽天24でまとめ買い)子育て期のカード戦略
1.よく行くスーパーで最適なカードを選ぶ
2.ポイントは「子どものもの」に使う(罪悪感なし)
3.教育費の支払いでもポイントを忘れずに
4.家族旅行はマイルで特典航空券を狙う
第6章:子育て後期〜定年後(50歳〜)
この時期の特徴
•子どもが独立
•収入は安定〜減少
•時間に余裕ができる
•健康への投資最優先すべきこと:シンプル化と安全性
この時期は、カードを減らしてシンプルに。
管理が楽で、不正利用対策がしっかりしているカードを選びましょう。
シニア世代におすすめのカード
シンプル派
•楽天カード(1枚で全てまかなえる)
•イオンカード(イオンが近い人)旅行楽しみ派
•ANAカード(貯めたマイルで夫婦旅行)
•ダイナースクラブ(グルメ特典充実)シニア世代のカード戦略
1.2枚程度に集約
2.使わないカードは解約
3.利用通知を設定して不正利用対策
4.家族に「何のカードを持っているか」を共有
まとめ:カードは人生とともに育てる
| ステージ | 最優先事項 | おすすめカード |
|---|
|---------|----------|--------------|
| 学生 | クレヒス構築 | 楽天、JCBカードW |
| 新社会人 | 固定費ポイント化 | 楽天 + 三井住友NL |
| キャリア安定 | 生活最適化 | ゴールドカード検討 |
| 新婚期 | 家計一元管理 | 経済圏を揃える |
| 子育て期 | 日常消費最適化 | スーパー系カード |
| シニア期 | シンプル化 | 2枚に集約 |
|---|
「今の自分」に最適なカードを選んでください。
そして、人生が変わったら、カードも見直す。
それが、賢いクレジットカードとの付き合い方です。