dカードPLATINUMとは?
2024年12月に登場した、ドコモの最上位クレジットカード。
基本スペック:
- •年会費:29,700円(税込)
- •基本還元率:1%(dポイント)
- •ドコモ料金:20%還元
- •初年度特典:最大20%還元
見た目の数字は魅力的。でも、本当に元が取れるのか計算してみましょう。
初年度20%還元のカラクリ
「初年度20%還元」という数字、鵜呑みにしてはいけません。
内訳を見ると:
- •入会特典:最大29,000ポイント(条件あり)
- •ドコモ料金:20%還元
- •一般加盟店:1%還元
「どこで使っても20%」ではないんです。
ドコモユーザーの損益分岐点
ケース1:ドコモ料金月額10,000円の場合
dカードPLATINUM:
- •ドコモ料金還元:10,000円×20%×12ヶ月 = 24,000ポイント
- •年会費:-29,700円
- •差引:-5,700円
あれ?ドコモ料金だけでは元が取れない。
損益分岐点: 29,700円 ÷ 20% = 148,500円/年
ケース2:ドコモ料金月額15,000円の場合
- •ドコモ料金還元:15,000円×20%×12ヶ月 = 36,000ポイント
- •年会費:-29,700円
- •差引:+6,300円
これなら元が取れます。
ケース3:dカードGOLDとの比較
dカードGOLD(年会費11,000円):
- •ドコモ料金10%還元
- •ケータイ補償10万円
PLATINUM vs GOLD: 年会費の差:29,700円 - 11,000円 = 18,700円 還元率の差:20% - 10% = 10%
GOLDからPLATINUMに乗り換える損益分岐点: 18,700円 ÷ 10% = 187,000円/年
非ドコモユーザーは絶対損
非ドコモユーザーの場合、ドコモ料金20%還元の恩恵を受けられません。
一般利用だけで元を取るには: 29,700円 ÷ 1% = 297万円/年
月約25万円の利用が必要。現実的ではない。
結論:非ドコモユーザーは絶対に作るべきではない。
プライオリティパスの価値
PLATINUMにはプライオリティパスが付帯。
プライオリティパス単体の年会費:
- •スタンダード:99ドル(約15,000円)
- •スタンダードプラス:329ドル(約50,000円)
- •プレステージ:469ドル(約70,000円)
PLATINUMに付帯するのはプレステージ相当。これだけで7万円の価値があるとも言えます。
ただし注意:
- •年に何回空港ラウンジを使うか?
- •1-2回なら都度払い(約4,000円/回)の方が安い
2年目以降はどうなる?
初年度の20%還元特典は1年目限定。
2年目以降は:
- •ドコモ料金:20%還元(継続)
- •一般利用:1%還元
- •初年度特典:なし
2年目の損益分岐点(ドコモ料金のみで回収): 29,700円 ÷ 20% = 148,500円/年
結論:こんな人だけ作るべき
作るべき人 ✅
- 1.ドコモ料金が月15,000円以上
- 2.年に3回以上海外旅行する(プライオリティパス活用)
- 3.初年度特典をフル活用できる
作るべきでない人 ❌
- 1.ドコモユーザーではない
- 2.ドコモ料金が月10,000円以下
- 3.海外旅行をほとんどしない
- 4.年会費無料カードで十分な人
私の正直な意見
dカードPLATINUMは、ドコモのヘビーユーザー向けのカードです。
ドコモ料金が月15,000円以上で、かつ海外旅行が好きな人には最高の1枚。
でも、そうでない人がステータス目的で作るのはお金の無駄。dカードGOLDで十分です。
「なんとなくプラチナカードを持ちたい」という理由だけで、年間3万円を払う価値があるか、よく考えてみてください。
